TG

ブランドの原動力

台湾玻璃工業(台湾ガラス)
1934年に設立された台湾玻璃工業は、台湾ガラスまたはTGIとしても知られており、タブレットコンピュータ、モバイル機器、食品保存容器、ガラス繊維などのガラスを製造するガラスメーカーです。日本、アメリカ、イギリス、ドイツの技術者と協力し、国内外の市場に向けてガラス製品を製造しています。1973年に株式上場し、1993年には中国本土に工場を設置、2018年にはキッチン用品や家具のブランド「TG」を立ち上げました。

深澤直人
日本を代表するプロダクトデザイナー。世界をリードする企業やブランドとの多数のコラボレーションを行い、海外の大手メーカーのコンサルタントとしても活躍しています。2018年イサム・ノグチ賞をはじめ、数々の賞を受賞し、著書に『深澤直人 EMBODIMENT』(PHAIDON)があります。2012年より日本民藝館館長を務めています。

台湾のクリエイティブチーム

HO Chia-Hsing(何佳興)|グラフィックデザイナー|Timonium lake Studio
HO Chia-Hsing(何佳興)はAGI(国際グラフィック連盟)のメンバーです。過去と現代が共存する台北の大稲埕で育ち、国立台湾芸術大学美術学部で書道篆刻と現代美術を専攻しました。2006年に個人アトリエを開設。そこで、線(篆刻の線)をデザインに取り入れる手法を開拓します。長年にわたり、様々な分野のアーティストとのコラボレーションを行い、市民の生活や文化を通じ、洗練されたクリエイティブなデザインを展開してきました。

Hou Zhen-Su|建築家|Ho + Hou StudioArchitects
ハーバード大学デザイン大学院とコロンビア大学建築大学院で修士号を取得。ニューヨーク州の登録建築家であるHou Zhen-Suは、NCTU建築大学院の准教授を務めています。1997年、彼女はHo + Hou Studio ArchitectsをHo Li-Fuと彼の妻と共に共同設立しました。空間デザインへの幅広い情熱に基づき、彼女は国際的感覚と多元的観察を通して、空間デザインの本質を探求しています。

Uno Lai(賴雨農)|照明デザイナー|Unolai LightingDesign & Associates
Unolai Lighting Design & Associatesの創設者であり、IALD(国際照明デザイナー協会)のグローバルディレクター、CLD認定照明デザイナー、台北101の建築照明デザイナー及びライトアーティストとしての経験を通じて、多面的な美的センスとプロフェッショナリズムを積み重ねてきました。
世界の主要都市に設置した独創的なデザインによる照明作品が評価され、数々の国際的な賞を受賞しています。2018年にはIALDの優秀賞を受賞しました。

Zhong Bing-hong|展覧会デザイナー|Archicake Design
Zhong Bing-hongは台東の大自然の中で生まれ、台北の合理的な空気の中で育ちました。独学で建築を学び、NTU生物資源農業校を卒業後、建築士の資格を取得します。2007年にはArchicakeを設立し、デザインとキュレーションにフォーカスを当てたオンラインの建築雑誌を発行しました。そこで彼は、建築、空間、オブジェ、グラフィックなどの幅広いヴィジュアルを取り上げています。彼はデザインの思考を限界まで収束させる一方で、音楽、哲学、歴史など、幅広い分野でキュレーションを展開しています。

Zan Bo-Kai|パッケージデザイナー|StudioSans
デザインプロセスは情報を伝えるだけではなく、生活を美しくする変換すべきである、という信念に基づいて、Zan Bo-Kaiは、デザイン思考は美的、創造的、文化的なものであるべきだと考えます。2004年、Xue Xue(シェイシェイ)インスティテュートのエンジェルファンディング投資プログラムを受け、彼は仲間とStudioSanを共同設立し、著名なアートギャラリーの展覧会やポートフォリオのビジュアルデザイン、国立歴史博物館の商品カタログのリデザイン、人気企業や新興企業のコーポレートアイデンティティの提案を行なっています。

Kao Chi-shun(高啟舜)|写真家|Ji Ben Gong Shi
艋舺龍山寺の近くに生まれたKao Chi-shun(高啟舜)は、出版社Ji Ben Gong Shiとのコラボレーションを続けている写真家です。彼はかつて、台湾文化を広めるため、エレクトリックテクノネオンゴッドを追いかけ、世界を半周しました。アクション、キャラクターポートレート、CMなどの撮影を専門分野とし、アメリカの著名なスポーツ選手や台湾の著名人の撮影も行っています。また、Kao(高)は、多数の国際的なスポーツブランドやアパレルブランドとのコラボレーションを展開しています。

Ling Jia-Han|写真家|Xue Xue(シェイシェイ)インスティテュート学生
Ling Jia-Hanは写真家として情熱を持って活動する、18歳のXue Xue(シェイシェイ)インスティテュートの学生です。写真家として彼の旅は、15歳の時に初めてデジタルカメラを所有した時に始まりました。2017年、BTS教育学校での初個展「Photographing isn’t’ Merely about Pressing the Shutter(写真撮影はただシャッターを切る行為ではない)」で、若者たちの成長を写した作品を発表しました。Xue Xue(シェイシェイ)インスティテュートに在籍中、Ling Jia-Hanは、サイモン・チャンの2017年個展「左心房/右心室」や、An Jixiu の2018年特別展「An Jixiu’s Live-Word」など、国際的なアーティストたちの展覧会を記録しました。彼の写真作品は、ドキュメンタリーの視点から、ヒューマニズム写真の視覚的なインパクトと物語性の要素を明示しています。Lin Jia-hanは、これからも儚い心の瞬間を表現する写真を追求していきます。